外壁塗装の知識

外壁塗装の費用はぴんきり?


外壁塗装の費用は様々な条件のもと、大きく幅が出ます。中でも塗料はたくさんの種類があり、最近の塗装業者の見積もりは1種類の塗料ではなく3種類?5種類くらいの異なったグレードの塗料で見積り提案をすることが多くなっています。


複数の業者から見積もりをとると、塗料の種類は見積もりの数だけ増え、選ぶのに困ってしまいます。


塗装のグレードにはアクリル塗料・シリコン塗料など樹脂系、これに遮熱タイプ・防水タイプ・防カビタイプ・光触媒・無機塗料などの機能性が備わった塗料もあります。


こういった塗料がいくつものメーカーが販売していますから、塗料の種類はとんでもないほどの数になるのです。全てのメーカーのグレードを比較することは難しいので業者が採用しているお勧めのメーカーの塗料の中から選ぶことになります。


ただ、塗料の種類ぐらいはざっくりとでも知っておくと見積書を見た時に適正な金額であるかどうかの判断がつきます。以下は値段の安い順の塗料の説明です。


・アクリル塗装は安いのですが、最も耐久性が低く約5年とされます。


・ウレタン塗装は費用は安いのですが、やはり耐久性は約10年以下といわれます。


・水性シリコン塗装は、最も標準的な塗装のグレードといわれ、耐久性は約10?12年といわれています。


・弱溶剤シリコン塗装は、水性シリコン塗装に比べると若干耐久性が高くなります。特に光沢については水性塗料と比べると持続性があります。金額は水性塗装より少しだけ高いのですがグレード的にはワンランク上です。


・遮熱シリコン塗装は、塗るだけの塗装にプラスして遮熱機能がついた塗装ということになり、グレードもアップしています。最近はこの遮熱タイプの塗料を採用するケースが増えています。


・アステック防水塗装は、アステックペイントジャパンの塗料で、耐久性と伸縮性に優れています。ヒビが発生しやすい外壁塗装に向いていて、塗料としての耐久性も約15年となっています。


・フッ素塗装は、現在使用されている合成樹脂で最も耐久性の高いものです。約15年の耐久性があり、アステックと同グレードになります。アステックは屋根には使用できませんが、屋根の塗装にはフッ素が向いています。


・ガイナはグレードはアステック・フッ素と同じですが、断熱塗料としては有名です。
ガイナはJAXAの宇宙開発技術を塗料に応用して高い断熱効果を持っています。


他に、フッ素塗料に遮熱性を加えた「遮熱フッ素」や、セルフクリーニング効果あることで知られている「光触媒塗装」などがあり、これは塗料が汚れを勝手に落としてくれるのでメンテナンスが難しいビルなどに採用されることが多い塗料です。


また、最近出てきたのが「無機塗装」です。ガラスなどの無機質のものをベースにして塗料になったものです。光触媒と同じく最高級グレードとなります。無機物は紫外線で劣化することもないので、とにかく耐久性が高いというのが特徴。透明の無機塗装も出ているので、サイディング外壁などに利用されます。


塗装はたくさんの種類があるので迷いますが、グレードアップすれば耐久性も上がります。予算との相談になりますが、グレードアップするごとに10?20万円高くなることを覚悟しなくてはいけません。